DIYでセルフリノベーショ(2022年5月投稿)

海外では当たり前の自宅のDIY。
日本でもチャレンジする人が増えてきているように思います。
ここではDIYでセルフリノベーションする際の注意点や段取りについて簡単に説明します。

セルフリノベーションは、コストを抑えたり、完成後の満足感に繋がるなどのメリットがあります。ただ、実際の工事は、技術はもちろんですが、想像以上に体力が必要で、それなりに覚悟が必要です。職人さんの大変さが身にしみます。段取りとしては、まず業者にお願いする施工箇所と自分でする施工箇所に分けます。

比較的初心者でも取り組みやすいリノベーション箇所は、壁の張替えと塗替え、建具の塗装、棚の設置、水栓の交換、洗面化粧台や洗浄便座の交換などです。難易度は高くなりますが、カーペットの張替えやフローリングの張替えも可能です。またガスや電気、水道などのインフラ関係は必ずプロへの依頼が必要になりますが、洗面台やキッチン台の製作は、素人でも十分可能です。

施工の流れは、

1.セルフリノベーションする箇所の決定。
2.施工図面の作成。
3.施工方法の検討。
4.施工方法に応じて道具や材料の購入。
5.必要に応じてプロの指導。
6.実際に施工。

また賃貸マンションの場合は、家主の了解がハードルになるので交渉が必要(不可の場合が多い)。分譲マンションの場合は、管理組合に事前の届け出が必要です。自分でリノベーションすると、いい感じのラフ感が生まれます。すると次また自分で手を入れても違和感がないこともメリットです。ぜひチャレンジしてみてください。

(2022/05/16投稿)

注目の記事

  • 静かなセレモニーで始まったカクテルパーティーの空間に、輝くような華やかな存在感を醸し出す女性が一人現れただけで、その空間すべてが鮮やかになり、明るくなった、というような光景にこれまで出会ったことはありませんか?

    詳細を見る

  • 設計事務所の本来の仕事は本格的な注文建築の設計。大規模事業を手掛ける大手ではない設計事務所の仕組みはどういうものだろうか。リフォームを思い立った時に依頼先としてどんなものがあるかを各依頼先の特徴を交えてご紹介。

    詳細を見る

  • フローリングが剥がれてきた、ドアの開閉がうまくいかなくなってきた、半年足らずで水漏れが起きたなど、手抜き工事が原因とされる問題は多くある。ではその原因は主にどんなものだろうか。各項目別にご紹介。

    詳細を見る